牧野 真耶

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3/02/2026

Solo Exhibition Garden



3月3日より東京藝術大学内の藝大アートプラザ にて、個展「Garden」を開催いたします。ご高覧いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。

Garden
2026年3月3日(火)- 22日(日)
藝大アートプラザ @geidai_art_plaza
10:00-18:00
月曜定休
※3月18日(水)は13時より営業予定
https://artplaza.geidai.ac.jp/column/29680/

展覧会を企画してくださった藝大アートプラザ編集長の高木様、キュレーターの伊藤様、スタッフの皆様 に感謝申し上げます。


牧野真耶の作品は、無意図的に知覚した感覚から、瞬時に過去の風景が目の前に映し出される体験を絵画の中にキャプチャーし留めておくということを目的としている。夜の静けさ、雨の音、花の香り。これらの断片は、幼い頃の記憶を呼び起こし、作者がこれらの光景や感覚を意識するのと同じように、鑑賞者の頭の中で揮発した後、瞬時に消えるという体験をする。

牧野の絵画的実践の最も本質的な側面のひとつは、おそらく色の深度であろう。彼女は、胡粉を使った地塗り材で下塗りをしたパネルに一種類の染料を使ってさまざまな藍の色合いを表現する。藍は絵画の表面に留まっているのではなく、支持体に浸透している。それは、彼女が感情や記憶を瞬間的に思い出し、捉え、保存することを追求する際に、心に浸透していくこととリンクしていると言える。牧野にとって絵画とは、特定の表面に特定の材料を塗り重ねる行為だけではない。色彩が絵画の物質的な面を超越するように、支持体の奥から立ち現れる現象として捉えている。